暮れから正月へ

12月29日
雪が降って、濡れ縁のすぐ前にあるサルビアも雪を被った。
去年、サルビア一本が暮れまで咲いていたので、根を残して置いたら春に芽を出し夏中咲いていた。今年も、まだ赤い花が咲いていていて、寒椿の花と競うように雪の中に赤い色が見える。傍らのマリーゴールドもまだ黄色が残り、頭に帽子をかぶっているようで可愛らしい。私の家は高台にあるので、雪が消え難い。



  12月30日
夕方、鹿児島の学校時代の友人から、EXパック(郵便)の紙袋が送られてきた。「手製の麦味噌」「枕崎の味噌かつお」「ぼんたん飴」などぎっしり詰めてある。春夏にも送って頂いたが、何時も「心づかい無用」と書かれているので、真に受けてしまっている。添えられた文を読むと、私のホームページを懐かしく嬉しく読んでいるので、これからもがんばって続けるようにとの励ましの「慰問袋」のようなものらしい。お正月を控えて嬉しい。

  12月31日
いつもヘルパーの方が掃除をして下さるが、暮れともなると窓ガラスの曇りやキッチンの汚れが気になり、無理して掃除をやりだしたら、すっかり疲れてしまった。夕方長男が来て、庭周りや換気扇の掃除をしてくれる。

NHK の紅白歌合戦は、マツケンサンバと氷川きよしだけを見た。マツケンサンバ、流石に貫禄があり、とても楽しく心に響く。氷川きよしも性格のいいのが伝わって気持ちが良い。紅白のどちらが勝つのかと終わりを見たが、集計法が気になった。


  平成17年元旦
今年は、息子達と全員10人、私の家に集って「すき焼き」をすることになった。二人の嫁が準備した。別に鮭のパイ、蛸とみず菜や茗荷などの野菜サラダ、フランスパンをくりぬいてクリームチーズであえた具を詰めたサンドイッチ等作ってきた。どれも普段私が作らないものなので目新しく美味しい。しかしとても食べきれない。お正月らしくと、一応買って用意したおせちは不要だった。やっぱり私の家は時間がゆっくりしていて落ち着く。孫は昔のファミコンをやったりしている。

毎年お正月には全員で写真を撮っている。28歳の女の孫がいるので、そろそろお嫁さんにならなければと、私ばかりが気に懸けている。

  1月2日
箱根マラソンは陸上競技をやっていた主人が好きだったので毎年見るのが、習慣になった。贔屓の大学も選手も無いのだけれど、何となく力を貰うような気がする。

昼過ぎ、近くの親類まで来たといって、姪(姉の娘)がふらりと寄る。
夜はNHKのシルクロード。 何度見てもすばらしい。

  1月3日
又、マラソンを見る。昔インターハイで自分のチームが優勝した時の表現出来ない嬉しさを主人から何回も聞いていたのでそれと重ねる。

夜は細木数子の番組を見る。
占いはよくわからないが、節度が無く、同じ方向に流されている若者に注意出来る人は少ない。
サルビアとマリーゴールドがやっと枯れた。サルビアは種が出来なかった。


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