水絵の会


七月、私の所属している水彩グループ十七人の「水絵の会」展が麻生市役所の中にある画廊であった。私がこの水彩教室に入って四年半経つ。透明水彩は技法がむずかしく、殆んど進歩していないように思えるが、教室が楽しいので続けている。

 今まで描いたお稽古画帳の中から数枚をえらび、その中から先生に林檎と、干し鰈の二枚を決めていただいた。会が決ってから、改めてもっと大きなサイズの外国の船場風景や兎などに挑戦した方もある。

額やマットを絵にあわせて選ぶのは、他の方々は自分で数駅先の画材やまで行かれたが、私は行けないので先生やリーダーの方々にお任せをした。毎日の会場当番も八十歳以上の三人は免除されている。




 十五日(金)の展覧会の初日の当日、水彩教室の授業のあと食事し、歩いて十分くらいの展覧会場に行く。二十年ほど前、この会場には来たことがあるが、前とちっとも変わっていない。絵は先生や当番の方々によって、配置よく並べられていた。額に入ると私の不出来なものでも少しは締まって見える。三日目に、近くに住む友人二人を案内した。

搬出の木曜日は、午後から新百合のモリノのレストランで反省食事会があった。何かと労わられながら皆さんと一緒に食事をしていると、楽しくて、ご迷惑をかけるが、歩ける間は教室に通っていたいと改めて思った。
 

 H23/08

 


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